シングルオリジンが新しく

シングルオリジンが新しくなりました。コロンビアのアルテ・デ・トパ農園のシティーロースト。

堀口珈琲のHPより

柑橘の穏やかな酸が優しい口当たりと共に感じられる。
コロンビアの生産エリアといえば、「ウイラ県」や「ナリーニョ県」を思い浮かべる方が多いと思います。しかし、コロンビア(特に南部)には他にも活発なコーヒー生産エリアがあり、そこに隠れる”良さ”、”個性”も楽しんでいただきたいと思い、今回の商品を作りました。
このコーヒーの舞台は「カウカ」。当エリアの代表的な商品には「エル・ペニョン イ ベジャビスタ」という素晴らしい農園がまずあがりますが、裏を返せばそれ以外をあまりご紹介できていない、ということにもなります。実際、同農園以外にも近隣にはたくさん農家があり、同農園の成功を見るに高品質なコーヒーを栽培できる環境であろうと感じていました。そこで、それらをひとつにまとめたエリアを代表する商品を作り、皆様に知って飲んで楽しんでいただこう、ということで企画が進み、この商品が出来上がりました。

■味わいについて
一口含んだ時の明るく優しい酸が生み出す若々しいニュアンスはこの時期にぴったり。余韻にはほのかに杏を思わせるフレーバーが加わることでカップ全体としての複雑さも兼ね備えています。口当たりは柔らかく、飲んでいて非常に心地良いクリーンなカップです。

おすすめコーヒー


こんにちは。本日の営業も間も無く終わろうとしています。シングルオリジンが新しくなりました。タンザニア・ブラックバーン農園のシティローストです。
高地善之さんのカップで。

堀口珈琲のHPより
ブラックバーン農園は農地をバッファローや象などの野生動物が通り、隣には世界遺産にもなっている「ンゴロンゴロ自然保護区」がある自然豊かな土地にあります。タンザニアでは中米などと違い農園主が変わることも多く、オーナーはイギリスやドイツなどの海外に住んでいることがほとんどですが、農園主のミハエルさんはこの大自然を好み、タンザニアに住み続けて農園を管理しています。オーナーが積極的に先頭に立って現地で農園管理を行うことで、細かな状況の変化にも迅速に対応できるのでしょう。
程よい苦みとコク、そしてほんのりオレンジを思わせるフレッシュな酸がうまく調和した、トータルバランスに優れたキャラクター。しっかりとしたコクから生まれる触感は心地よく、一口一口に時間をかけて楽しめる一方で、何杯飲んでもまた口にしたくなるようなマイルドな味わいが魅力です。